日本語を話す台湾人弁護士をお探しの方へ
こんにちは
最近ポツポツいただくのが…
台湾現地の日本語を話す弁護士を探しています
国際離婚の弁護士を探しています
というメールです。
私も弁護士選定には苦労したので、少し情報をここに残しますね。
台湾の交流協会のページに、日本語可能な弁護士が在籍する法律事務所リストがあります。
クリックするとページに飛びます。
私は国際離婚で困っていましたが、このブログに訪れてくださる方には
いろいろな案件でお困りの方もいらっしゃると思います。
弁護士も、専門分野で取り扱いがある・ないなどありますので
こちらのリストはとても為になりますよね。
夫が依頼したのが…日本人と台湾人の間の案件を扱っている有名弁護士
私が日本で保護命令を申し立てして、夫が立ててきた弁護士が…
先ほどのリスト一番上にある名前の弁護士です。
私は弁護士を立てずに保護命令を申し立てしましたが、やはり夫は日本での裁判なので弁護士とつけてきましたね。
弁護士と夫が一緒に作成した即時抗告の意見書の内容を見たときに、やはり、プロだな。と思いました。
というのも、保護命令の法律の性質をよく理解しているなと思ったからです。
例えば、保護命令は命の危険がある暴力を受けたということが必要であり、私の受けた暴力は顔を叩かれ、突き飛ばされたというものだったので、命の危険はなかったとの主張。
また、夫は家のドアノブを物で叩いて壊して家に入ってこようとしたことがあったのですが、このことについて、私は証拠が一切ありませんでしたが恐怖を感じた体験として主張しました。
そこを、相手側は
「証拠も、日時も、住所も不明記なので信ぴょう性に欠ける。第一、私はしていない」
と主張してきました。
また、妊娠中の暴力全体も、夫はしていないと主張。
その代わりに、
「妻が出て行く夫をひっ捕まえて、もみ合いになったのを振り払おうとしたことが、暴力と思われた。」
…などと主張してきました。
ーー;
私は謎なのですが、、、
弁護士を立ててきているのに嘘をつくとは、、、。
一体、
夫が弁護士に嘘をついてこのような主張をしたのか???
弁護士がこういうことにしたらどう?と助言をしたのか????
全く見当がつきません。
どうしたらこういった嘘を法廷に持ち込むことができるのか。
おそらく夫が弁護士にこのような内容を話して、
では、こういう攻め方でいきましょう
みたいな感じで即時抗告をしてきたのかもしれませんね…(想像)
ですので、私にとって、この弁護士は敵側の弁護士であったわけで、同じ日本人としてはいい感情をもっていません。嘘の主張をしてきたのですから。
しかし、弁護士としての腕はどうだったのかというと、もちろん私が申し立てした保護命令は日本の法律なので、よく夫を弁護したと思います。
ここで言いたいのは、この弁護士に対して中傷ではないですよ。^^;
私が言いたいのは…私は弁護士をつけなかったが、つけた相手側が結果、どういう力を持ったのかということが体感でわかったということです。
結果的に、保護命令の即時抗告は却下になりました(私の主張が通った)が、弁護士をつけてくるとこういうまとめ方と文章になるのか、ということが勉強になりました。
弁護士は法律それぞれの特徴を理解しています。
日本の保護命令では、命の危険を伴うほどの身体的暴力ではならないこと、将来再発の危険性が低いものには保護命令は下りにくい、、、など。
弁護士はその法律の隙をついて、今回の暴力はたったの1回で警察へ届けた身体的危険性の申請も低く被害者は主張している、、などの主張をしてくるわけです。
素人の私はそこまで保護命令に関しての法律の特色を理解していなかったので、ヒヤヒヤしました。
私は、自分の育児と寝る時間を削って、裁判を提訴しました。
本当にストレスでしたし、今振り返れば、この一件で20キロ痩せました^^;
まぁ、産後ということもあったのですが、食べる時間もお風呂に入る時間も、寝る時間も
あまりなかったですから…。その上に、この裁判準備を細切れの時間で用意し、とてもストレスで…大事な子育ての時間をだいぶ捧げたなと感じています。
しかし、もし、弁護士を立てていたら、提訴する労力を全て弁護士が引き受けてくれるので、本当に楽ですよね。
文章の形式や、申し立て方はプロですので要点まとめて大事なところを強調する文章も書けるでしょうし。
私は、費用の面でも節約したかったので弁護士を通してとは最初から考えていませんでしたが、
もし、自分の時間と精神的負担があまりにきつい場合は弁護士にお願いするのも全然ありです。
、、、というか、大体、裁判って弁護士をたてるものですよね^^;
私がイレギュラーか。。。でも、自分の安全を守りたかったですが、費用も余裕がなかったのが現実でした。。。
そんなこんなで少し内部事情も交えてご紹介しました。
弁護士さんは、依頼されればお仕事になるので、
お任せください
とは、弁護士みんなが言うでしょう。
しかし、自分で、信頼できそうな弁護士を探す。
これが一番大事だと思います。
私がこの弁護士が良いですよ、と言っても、、、
あなたの直感とわたしの感想はマッチしないかもしれません。
自分がいい気分がする、気持ちよく相談できる弁護士があなたにとって最適な弁護士です。
少し連絡をとってみて、どんな返しをしてくるか、
どこまで寄り添ってくれるのか、
誠実か、
など、藁にもすがる思いを一旦脇に置いて、いろんな弁護士と関わりを持ってみることをお勧めします。
大金が動くわけですからね。
依頼する弁護士によって、自分の気持ちもかなり左右されます。
はたまた、人生も左右する弁護士なのですから、納得のいく弁護士を選定しましょう。
情報がお役に立てば嬉しいです^^